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若い人の偏頭痛は若年性脳梗塞のサイン

血圧を測定される患者

風邪や発熱などの病気がなくても頭痛が起きることはあります。
ストレスや緊張で頭が痛くなる場合もありますが、原因の良く分からない偏頭痛を訴える人もいます。
多くは命にかかわるほどではないため、放っておかれることが多い症状です。
しかし若い人の偏頭痛は、若年性脳梗塞の兆候である可能性が示唆されています。
若年性脳梗塞に明確な定義はありませんが、普通は40~45歳までに発病する脳梗塞を指すことが多いようです。
近年では10代や20代で発病する人もいます。
一般に脳梗塞は、脳の血管が血栓で詰まり、組織が壊死することで発症するとされています。
その原因の多くは、高脂血症や糖尿病に由来する動脈硬化であるため、生活習慣病の代表例として挙げられます。
しかし若い人の中には、特にコレステロールが高いわけではなく、脳血管のMRIでも異常が見られないのに、脳梗塞を起こす人がいます。
そのような人は、偏頭痛を訴えるケースが多いと言われています。
偏頭痛は若年性脳梗塞の原因とも結果とも考えられますが、はっきりしたことは分かりません。
ひとつの考え方として、偏頭痛が起きるたびに脳の血管が傷つけられ、それが積み重なって動脈硬化と同じ結果をもたらすという説があります。
また喫煙の習慣や低用量ピルの服用は、脳梗塞のリスクを高めるという研究結果もあります。
頭痛が起きる前に、目の前が真っ白になったり、生あくびが出たりするような前兆が出る人もいます。
このような人は、そうでない人よりも脳梗塞のリスクが高いという報告があります。
若いから生活習慣病には無関係だと決めつけるのは危険です。
原因不明のしつこい偏頭痛を感じたら、専門の医師に相談することをお勧めします。